失敗しない車買取業者との付き合い方

無料出張見積りの落とし穴

「タダほど怖いものは無い」という言葉通り、使い方を誤ると厄介なのが「無料出張見積り」です。この方法は、車買取業者としても確実に経費が掛かる方法の為、業者としてもリスクが大きく、ネットや電話での見積りとは本気度が全く違い、「査定をする為に来るのではなく、車を買取る為に来る」のです。

 

中でも、特に注意しなければならないのが、そこに「エサ」が加わる時です。エサとは、「500円分のクオカード」等といった類のものです。例えば、「車の無料査定をさせて貰えれば、500円分のクオカードを差し上げます」という話に乗せられて、ネット上から無料査定の依頼をするとします。すると、すぐさま査定依頼した車買取業者から電話が掛かって来て、見積りの日程の交渉が始まります。

 

査定当日には査定員が車を買取る気満々で、車に乗らずにJRや歩き等で自宅まで見積りに来て、「車買取の見積り」や「自宅内での車買取交渉」といった1時間以上にも及ぶ話し合いが始まります。そして、この際になって「クオカードが欲しいから無料見積りを依頼しました」では業者は納得しないのです。

 

実際問題、業者の査定員の時間を半日潰し、自分の大切な時間も費やして、クオカード一枚では全く割に合わないので、軽い気持ちで無料出張見積りを依頼する事など無い様にして下さい。